2017年
2月
22日
水
今週は春一番が吹きました
春一番が訪れると、寒の戻りがあり徐々に春に近づいていきます
しかし、まだ寒暖差が厳しい中体調を崩される方が増えます
インフルエンザも現在、流行しています
インフルエンザの予防は、何といっても手洗い・うがいです
喉に違和感を感じたり、感じなくても手洗い・うがいは徹底してください
受験や試験が多い時期なので、特に体調管理が大切ですね
さて、今回はTVのCMでもよく見る“風邪薬”についてのお話させていただきます
『風邪早く治したいし、風邪薬でも飲もうかなー』
『風邪引いて長引くのも嫌だし、病院で抗生物質(抗菌薬)出してもらおう』
という考えはございませんか??
しかし、
“風邪薬は症状を抑える効果はありますが、風邪を早く治す効果はありません”
また、
“風邪症状の原因の約9割はウイルスだと言われています。抗生物質は細菌をやっつける効果はありますが、ウイルスには効果はありません”
では、風邪薬・抗生物質は必要ないのか??と言われると、必要だと思います
私たちの体の中にウイルスや細菌が侵入し、増殖すると
熱が出て、体にだるさを感じるようになります
それは、体に休んでくださいという信号を送っているのです
体を休めることによって、余分なエネルギーをなるべく消費することなく、
ウイルスと戦う為のエネルギーに使うことが出来るからです
ですが、現代社会を生きる上で休むということが簡単に出来ない方が多く見られます
そんな方は、セキ・鼻水・頭痛などの症状を我慢しながら、
仕事・家事をこなしていかなければなりません
症状がツライまま無理に行動するのは体に負担がかかるので、
そのような場合、もしくは症状がひどく出ている時には風邪薬などで症状を緩和してあげることが大切だと思います
また、抗生物質は細菌が原因の場合は原因物質をやっつけることが出来るので、
そのような場合には、有効になります
しかし、
風邪を早く治すには風邪薬・抗生物質でなければ、
どうすればいいのか??
それは、
“免疫力”を高めることです!!
免疫とは、なんとなく聞いたことがある方が多いと思いますが、
私たちの体の中にある防御機能のことです
ウイルスや細菌など体外から侵入してきた異物をやっつける働きがあります
免疫力が高い人は、ウイルスや細菌が増殖する前にやっつけてしまうので、
症状があまり感じなくなり、風邪にかかりにくくなります
風邪が長引く人・風邪を引きやすい人は免疫力が低くなってしまっている可能性が高いです
免疫力低下の原因はストレス・栄養不足・睡眠不足などによる、
低体温、腸内環境の悪化、血流・血液不足です
なので、
① 代謝を上げる
② 腸内環境を整える
③ 血液量・血流を改善する
ということを改善することで免疫力を上げることが出来ます
季節の変わり目に体調を崩される方、風邪が長引く方、
薬で症状を抑えるのも1つの方法ですが、根本から自分の体の健康を考える時に
食生活から変えることをお勧めいたします
何故なら私たちの体は食べた物から出来ているからです
併せて、私たちも動物なので動くことも大切です
程よい運動に、バランスのとれた食事、
自分自身が続けられることから、少しずつ取り組んでいくことが
現在~将来への健康な毎日のある生活へのコツだと思います
2017年
1月
05日
木
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さて、今回は“海のミルク”と呼ばれる“牡蠣”の生食用と加熱用の違いについてです。
コチラ2つの違いですが、よく勘違いされるのが『新鮮度』です。
●生食用=新鮮
●加熱用=そんなに新鮮じゃない
と勘違いされがちですが、この2つ違いというのは、実は『海域』つまり『育ってきた場所』で異なるのです。
まずは加熱用の牡蠣についてですが、河口・沿岸など、地上から近くの海で育ちます。
山や川からミネラルや栄養素が海に流れていくことにより、
牡蠣のエサとなる植物プランクトンが増え、牡蠣も元気に栄養たっぷりにしっかりと育つことが出来ます。
しかし、地上に近いということは、ウイルスなどに汚染される可能性があるということです。
昨年から流行しているノロウイルスなどは85~90度以上の熱で90秒以上加熱すると無毒化されます。
(※牡蠣を加熱してから1分ではありません。牡蠣鍋の場合、沸騰したお鍋に入れてからは約8分)
なので、お鍋などをされる際は加熱用の牡蠣を使い、きちんと加熱することによって
味も美味しく、栄養価も高い、ぷりっとした(加熱用は火を通してもカチカチになりません)牡蠣を食べる事が出来るのです。
加熱用とは違い、生食用の牡蠣は保健所により雑菌の少ない『指定された海域』でとれたもののみになります。
基本的に、生食用の指定海域というのは『沖合』になります。
沖合の海は汚染などがなくとてもキレイです。
が、植物プランクトンなどもいないため、どうしても加熱用に比べ栄養素や味が衰えてしまいます。
しかし、やはりあの牡蠣の生の喉越しや、味は特別なものがありますよね。
また、余談ですが牡蠣の生産量が国内で1番多い広島県では、『指定海域』・『条件付指定海域』・『指定外海域』と分けられているようです。
最後に、牡蠣においてのノロウイルス対策としてまとめると、
生の牡蠣を食べたいときは必ず生食用の牡蠣を食べる事、
鍋や揚げ物などにする場合は、加熱用の牡蠣をしっかりと加熱して食べる事が、
おいしく・元気にこの冬を乗り切れることに繋がると思います。
栄養よし・味よしの牡蠣の使い分け、是非ご活用ください。
2016年
12月
01日
木
この度、ブログを開設しました!
ここでは、健康に対することからそうでないことまで、色々な情報をお伝えできればと思っております。
第一回目のお題は、ラピー商品の取り扱いのある『相談薬局・薬店』についてです!
『相談薬局・薬店』とは、最近増えてきている大型チェーン店のドラッグストアーとは異なり、個人経営されている薬局・薬店になります。
お話しを伺うと、病院に行ってもよくならなかった方、子宝にめぐり逢えていない方、今の健康状態に満足されていない方などが来られるケースが多いです。
大型チェーン店と違う点は、やはりカウンセリング力と取扱い商品です。
症状に合わせて薬を選び・お渡しするということは共通してますが、それだけではなく、その方の生活習慣などを聞くことにより、“本人自身の気付き”や、
“根本的に何が原因か?”を追求し、それに見合った薬・食品を選ぶという所で大きく違いを感じます。
『え?食品??』と思われるかもしれませんが、私たちの体を作っているのは口から食べた物以外の何物でもありません。
食を見直すことは、体を見直すことに繋がります。
病状が良くならず漫然と薬を飲み続けている方、年のせいだからと諦めてしまっている方、長年体質・持病だから仕方がないと感じている方など、
一人で悩まず諦める前に一度ご相談に行ってみてはいかがでしょうか?